若手がリーダーとして単価100万を目指すまでに意識したこと

若手が「単価100万」に届くためには、やっぱりリーダーシップが欠かせません。
僕自身もリーダーになる前となってからで、意識していたことが大きく変わりました。
今日は、僕が特に大切にしてきたことを一次情報として共有しつつ、ステップごとのロードマップも合わせて整理します。
リーダーになるまでに意識していたこと
僕は若手の頃から「どうやったら上司やリーダーの負担を減らせるか?」をずっと考えていました。
彼らがやらなくてもいいことを先回りして処理する。これを積み重ねていくと自然と任せてもらえる範囲が広がります。
さらに大事にしていたのは「スピード」。完璧を求めるよりも、まずは早く出す。
初稿を早く出してフィードバックをもらい、ブラッシュアップする。
このスタイルで結果的に信頼も高まりました。
もう一つが「残業を前提にしないこと」。
残業しないと決めると、本当にやるべきことが見えてきます。
やることをあえて限定し、それ以外は余力の範囲でベストエフォート。
この切り分けを徹底しました。
▼SESの単価の内訳が知りたい方は以下もチェックしてみてください。

リーダーになってから意識していること
リーダーになってからは、自分の成果よりも「メンバーが集中できる環境をどう作るか」に切り替えました。
それぞれの役割で「これだけやってほしい」ということを一つに絞る。
営業なら「受注を取る」、開発なら「機能を完成させる」。
そこに集中できるように、無駄な報告や細かい管理業務は僕が引き取るようにしました。
例えば営業であれば、数字の計算や定例資料の整形は受注には直結しません。
だからそこはなるべく意識させない。
メンバーが「顧客を考える時間」に集中できるようにすることが、チームとしての成果を押し上げる一番の近道だと思っています。
ステップ別ロードマップ
僕自身の経験をベースにすると、単価100万を目指すロードマップは大きく4段階に分けられます。
ステップ1:技術者としての土台を固める(1〜3年目)
• 言われたことを確実にやり切る
• バグ対応や後処理も逃げない
• 「責任感」と「スピード」を鍛える時期
ステップ2:小さなリーダー経験を積む(3〜5年目)
• 後輩の教育やタスク分担を部分的に任される
• 進捗管理や報告で「上司の負担を減らす」
• 小さなチームのまとめ役として振る舞う
ステップ3:チームを正式に任される(5〜7年目)
• 顧客折衝、リスク管理、進捗管理を一気に担当
• 「メンバーが集中できる環境づくり」に頭を切り替える
• 成果物ベースでマネジメントする意識を持つ
ステップ4:複数案件で実績を積み上げる(7年目以降)
• リーダーとしての成功体験を繰り返す
• 「この人に任せれば安心」と周囲から言われる存在へ
• 技術力+リーダーシップが揃った状態で単価100万突破
まとめ
リーダーになる前は「上司の負担を減らすこと」。
リーダーになってからは「メンバーの集中を守ること」。
この視点を持ち続けたことで、僕自身は自然にリーダーを任されるようになり、単価100万のステージも見えてきました。
若手の方は、まず小さな場面からでもいいので、“誰かの仕事を減らす/誰かの集中を守る” を意識してみてください。
それが結果的に、リーダーとして評価される最短ルートになるはずです。